先日、訪問先で90代の女性利用者様とお話ししていた時のことです。
ふと人生のお話になり、その方が静かにこう話してくださいました。
「若いときは戦争で、青春なんてなかったの。
だからね、今が一番の青春なのよ。」
その言葉が、胸にすっと入ってきました。
若い頃は、
「今を楽しもう」
「今が一番大事」
そんな言葉をよく聞いても、
どこか他人事のように感じていました。でも、人生を90年以上生きてこられた方の言葉には、
重みと真実があります。
今、仕事ができていること。
自分の足で動けていること。
当たり前のように過ごしている毎日。
それは決して当たり前ではなく、
「今」という時間は、二度と戻ってこない大切な瞬間なのだと、
改めて教えていただきました。
「今を全力で楽しむこと」
それは、無理をすることでも、特別なことをすることでもなく、
目の前の一日を大切に生きること。
訪問看護は、
看護をしに行っているつもりでも、
人生の先輩から大切なことを教わる時間でもあります。
今日もまた、利用者様に育ててもらっています!



