訪問リハビリへの想い

◆1.私たちが大切にしている「生活ビジョン」

訪問リハビリで大切にしていることは、「不自由さがあっても、その不自由を意識せずに生活できること」です。

人は誰しも、できないことがあると気持ちが沈んだり、生活自体が窮屈に感じることがあります。

だからこそ私たちは、身体の機能回復だけでなく、その人らしい日常を取り戻すことを一緒に考えています。

◆2.辛い時期を“一緒に”過ごす

訪問リハビリを始めるとき、多くの利用者さまは日常生活の中で不自由を抱えています。

自然と、辛い時期を共に過ごす場面が多くなります。  

でも、それは私たちの出番。不安や悔しさがある時こそ、寄り添い、前を向くお手伝いをします。

◆3.私たちにできる3つのこと

1.生活ビジョンを一緒に描く
2.目標に向かって一緒に進む
3.成功体験を一緒に積み重ねていくこと

どれも小さな一歩ですが、その積み重ねが“自分らしい生活”の再構築につながります。

◆4.こんなケースがありました

元々は何でも自分でこなしていた方。

突然の脳血管障害により、できていたことができなくなり、大きな不安を抱えておられました。

ご縁があり、私たちが介入させていただくことに。 

ご本人と一緒に、元の生活に少しでも近づけるようリハビリを進めていきました。

その結果、自分で車の運転ができるまでに回復。

すべてが完全ではなくても、以前の生活へ少しずつ戻ることができました。

笑顔が自然と増え、最後はリハビリ卒業。

利用者さま、ご家族、そして私たちも、みんなが幸せになれた瞬間でした。

◆5.小さな幸せを一緒に喜べる存在でありたい

訪問リハの中では、利用者さまが辛い気持ち、悔しさ、不安を話してくださることも多くあります。

だからこそ、小さな前進や “できた!” を一緒に喜べる存在でありたい。

「こんなにできるようになったよ」「家族にサポートしてもらったら、ここまでできるようになりました」

そんな言葉を聞けた瞬間、私たちは心から嬉しくなります。

◆6.最後に

訪問リハビリは、機能を戻すだけでなく、その人らしい生活を取り戻すためのサポートです。

辛さに寄り添い、目標を一緒に描き、小さな「できた!」を積み重ねていく。

その一歩一歩が、利用者さまの未来をつくります。

これからも私たちは、“不自由を意識せず暮らせる日常”を利用者さまと共に目指す存在であり続けます。